「比較優位」の事ならおまかせ!比賀来 裕一

「比較優位」の事ならおまかせ!比賀来 裕一

ライバルと肩を並べたいなら、
「比較優位」について
しっかり学ぼう!

「比較優位」とは、超簡単に言えばいろいろな国が、お互いの長所を生かしながら貿易によってウインウインの関係を築こうって理論。例えば君にいろんな意味でかなわないと思っているライバルがいたとしても、何か一つは君にも負けてないものが必ずあるはず。それに特化してライバルとお互いに協力し合えば、協力しないでいるよりもずっといいことがあるのだ。

将来活躍する場所

卸売業・小売業、サービス業、公務員など、幅広い分野

もっと深く知る

自国の得意とする生産に特化することで、
相手国と双方の利益を生み出す「比較優位」。

比較優位は、イギリスの経済学者デヴィッド‧リカードが発見した貿易の大原則。たとえばAとBの2つの国で同じ人数で生産できる小⻨と大⾖の量を⽐べた時、どちらもAが勝ってるとする。これを「Aは小麦と大豆の生産の両方に対して絶対優位を持っている」という。しかし、BはAに比べて小⻨の生産量をあまり減らさずに大⾖の生産量を増やすことができる。これを「Bは大豆の生産に⽐較優位を持っている」という。小麦の生産にも大豆の生産にも絶対優位を持つAは、一見するとBと貿易する必要はないように見える。しかし、「⽐較優位」を見出しお互いの長所を生かすことができれば、貿易によって両国とも利益を増やすことにつながるというもの。

気になるワード

グローバリゼーション、米中貿易摩擦、グローバル・バリューチェーン、円高・円安、アジア経済、経済成長