教授
資本主義社会、生活様式、アソシエーション社会
社会の仕組みと人々の幸福の関係を考えている。社会の仕組みに問題があって、幸せに暮らせない可能性はないかと。ところが「社会が悪い」というと、「自分の不幸を他人の所為にするな」という声が必ず帰ってくる。しかし、こうした意見こそ自己中心的ではないか。「社会のこと」を他人事と捉えて、自分をそこから切り離している――「社会≠自分」と考えている――からこそ、「社会が悪い」を「自分は悪くない」と受け取るのだろうから。
さて、これを読んでいるあなたは、この点をどう考えるだろうか。
准教授
金融論・金融政策・応用計量経済学
「金融リテラシー」という言葉を聞いたことがありますか？金融リテラシーとは、お金に関する知識や判断力のことです。ほとんどの人は生活費のために働き、そこから税金を納め、様々な保険に加入し、車や家はローンで購入し、銀行や証券会社で貯蓄や資産運用をし、退職後は年金をもらいます。これからの人生で必ず必要になってくる知識ですが、意外と学校では教えてくれません。金融リテラシーを学んで、これからの人生に備えましょう。
講師
応用ミクロ経済学・環境経済学・応用計量経済学
私は、大学時代に交換留学生として、日本を訪問したことがあります。その時、日本の大学での勉学の雰囲気に感銘を受けまして、日本の大学院に進学しようと決心しました。日本の大学院で経済学を学び、経済学の面白さを実感してきました。
大学は思考と実践の場です。世の中のいろいろな出来事を経済学という視野で見極めて、経済学を道具としてより良い社会の構築を考えましょう。
教授
地域社会学、社会学理論、社会情報学
大学で学ぶっていうのは、自分から「問い」を出すことだ。誰かに与えられた問題の「答え」をさがすことじゃない。
自分の主観的な思い込み・印象・感想は大切だ。なぜ、自分は「おかしい」と感じたんだろう？なぜ、自分は「そうに決まってる」って思ったんだろう？そういう「問い」からスタートして、社会に対してあるいは自分に対して、なぜなのかを考え始めることができる。
思い込みや印象・感想をゴール（＝結論）にせずにスタート（＝出発点）にする。そういう感覚が、大学在学中に生まれてくれば、大学に来たことの意味があると思う。
教授・経済経営学部長
社会政策/労働経済/日系移民史
経済のグローバル化が進展するなか、世界の動きを知ること、そして地域（北海道）の視点から守り発展させるべき社会的課題を見つけだすこと。この２つが経済経営学部経済学科の学びの目標です。
教授
ソフトウェア工学、並列コンピューティング、人工知能
PC、タブレット、スマートフォンなどのIT機器を使って仕事をすることは業種職種を問わず普通のことになりました。最近では、勉強や試験もコンピュータ上で行うことが増えました。本学にはPCやプログラミングに興味がある人、ITのことを知りたい人にも学ぶ場があります。
教授
言語学、音韻論、ニヴフ語（サハリンの先住民族言語）、アイヌ語
札幌学院大学の創立は1946年、まだ敗戦の傷跡が残る札幌の地に文系の高等教育機関をつくりたいと願う若者たちと、その志に共感した青年教師たちによってつくられた札幌文科専門学院を出自としています。これは大学の成り立ちとしては全国的にも非常に珍しいケースです。学生自らがつくった学び舎であることは本学のDNAとして、学生一人一人と向き合い、その自主性を重んじる校風として今に受け継がれています。
教授
計量社会学、数理社会学、社会調査法、社会統計学、社会階層と公共性
いくつかの選択肢の中からよりよいものを選ぼうとか、まず目標を立ててそこに近づくように手段を尽くすべきだとか思っていませんか？どうでもいいことです。そんなつまらないことよりも、自分が好きだと思うことや美しいと思うこと、聞いてくれる人がどれくらいいるのかなんてこととは関係なく、そうせざるを得ないことを自分にも人にも伝えてみましょう。
講師
国際経済学、理論経済学
日本経済が約30年間にわたってほとんど成長せず、同じような状態にとどまっている間に、中国をはじめとする多くの国々の経済は急速に成長して日本に追いつき、追い越そうとさえしています。なぜ日本だけがこのような状態になっているのか、どうすればこの状態から脱することができるのか、経済学を学んで考えてみましょう。その中から、大学を卒業してからの人生の指針のようなものが見つかるかもしれません。
教授
統計科学、データサイエンス
１０年先の目標を立てて、今何をすべきか考えよう！
教授
物理学
読書習慣は一生の宝です。書店・図書館を大いに活用しよう。
講師
マクロ経済実証研究
高校生のみなさんは大学というところにどんなイメージをもっているでしょうか。大学での授業が高校までの授業と大きく異なるところは、受験勉強というわかりやすいゴールがないことだと思います（全員が大学にいくわけではないと思いますが）。では、大学の授業は何のためのものでしょうか。私は、どのような学部、コースであっても成長するためのものだと思います。ゴールを自分で設定して、そこに向かって成長するために大学で学んでみませんか。
教授
応用ミクロ経済分析、消費者行動
経済学は、遠い世界の話ではなく、私たちの身近にある活動を分析する学問です。他者を知り、自分自身を知るためにも、客観的・多角的視点が身につくこの学問を是非学んでください。周囲の人間関係や自分の可能性について、新たな発見があると思います。学生の皆さんが経済学を修得することで、何かしらの「生きづらさ」から少しでも解放されることを願っています。
教授
コンピュータプログラミング、機械学習、原子核物理学
本学部の経済学科は経済理論からAIまで幅広く学べるところです。経済の仕組みに興味を持って学習していると、ITの影響が大きいことに気付いたのでそちらに重点を置いて勉強する、あるいはその逆など、興味関心に応じて幅広い学びを体験できます。さらに、経営学科の科目も学んで将来的には経営者を目指す、というパターンも可能でしょう。大事なのは何をやりたいか、というあなたの意志。あなたもこのカリキュラムにチャレンジしてみませんか？
副学長・教授
統計学(多変量解析、欠損値問題、正規性)
身の回りの社会は、IoT、AI、ビッグデータなど取り巻く環境が大きく発展する中で、Society5.0といった新たな社会へと突入していきます。大学4年間ではこのような社会でも生き残れるスキルを身につける必要があります。そのスキルの一つとして、データサイエンスは重要です。経済学科では、データサイエンスに関する科目が充実していることと、そこからどのように問題解決していくかを考えていく学びを行っています。皆さんもぜひ経済学科でスキルを身につけましょう！
教授
日本近代史 とくに近代日本の村落に関心があります。
自ら求めて勉強しましょう。大学って、そういうところです。
